和婚を盛り上げるには？和婚ならではの演出アイデアを徹底解説！

お色直しに和装を選ぶだけでも「和婚」と言えます。しかし、挙式・披露宴のコンセプト自体を「和」にして、衣装も会場装飾も、引き出物もゲストの料理も、ウェディングアイテムまでも和の趣を取り入れたものに統一する和婚が人気を集めています。

そんな和の要素たっぷりの和婚をするなら、ゲストを楽しませる演出も「和」をテーマにしてみてはいかがでしょうか。そこで今回は、和婚を大いに盛り上げる、和婚ならではの演出アイデアを紹介します。

 

和婚ならではの演出で式を盛り上げよう！

「和婚」とは、和の趣を取り入れた結婚式のことですが、どの程度取り入れるかは自由です。お色直しに和装を選ぶだけでも和婚だと言えますが、和の趣を前面に押し出した和婚が今人気を集めています。和装を選んだりチャペルではなく神前式にしたり、会場の装飾も和風にしたりすれば、和婚らしさがぐんとアップするはずです。

さらに挙式・披露宴でゲストを楽しませるさまざまな演出も和婚ならではのものにすることで、ゲストの心に強く残る和婚になることでしょう。そこで次の章からは、和婚を盛り上げる和婚ならではの演出のアイデアを紹介していきます。

 

和婚を盛り上げる！演出アイデア7選

ここからは、和婚らしさをぐんとアップさせる演出、ゲストを盛り上げる演出、和婚ならではのユニークな演出などを7選、紹介していきます。

「和シャワー」

挙式の後に新郎新婦にお米をまく「ライスシャワー」に代わって、千代紙で折った小さな鶴をまく「折り鶴シャワー」は色とりどりでとても華やかな演出です。折り鶴と花びらを混ぜたものでも、写真映え抜群です。

「和入場」

大きな音楽で華やかに新郎新婦が入場するのが一般的ですが、和婚なら厳かな雰囲気にするのがおすすめです。たとえば俥夫の婚礼口上から始まり、人力車に乗って登場すればインパクト大です。和装に身を包んだ二人が番傘を指して登場するのも、素敵な入場と言えます。傘は「一つ屋根の下で幸せに暮らす」と言う意味があり、末広がりの形が子孫繁栄も表していると言われています。また、番傘を新郎が持つことから「花嫁を降り注いでくる困難から守る」という意味もあるので、入場にぴったりでしょう。

音楽も、和を感じるBGMにしたり、和楽器・和太鼓の生演奏を依頼したりすれば和の雰囲気たっぷりになります。

「和ラウンド」

新郎新婦が各テーブルを周って言葉を交わしたり写真撮影したりできるテーブルラウンドでも、和の趣ある演出で盛り上がりましょう。テーブル上に置いた小さな酒樽でテーブルごとに鏡開きをしたり、おみくじを1人ずつに配ったり、各テーブル上に置いただるまに目入れをしたりといったアイデアが考えられます。

「和プルズ」

花嫁のブーケを未婚女性のゲストに向かって投げる「ブーケトス」をアレンジした、ブーケにつながった1本だけのリボンを選ぶ「ブーケプルズ」が主流です。和婚流にアレンジするなら、ブーケの代わりに花嫁の扇子にリボンを結んでみてはいかがでしょうか。

和の「〇〇入刀」

ウェディングケーキに新郎新婦がナイフを入れるケーキ入刀が一般的ですが、和婚ならケーキの代わりになるものを用意するのがおすすめです。たとえば華やかな大きなちらし寿司や押し寿司、大きな饅頭などはいかがでしょうか。ちらし寿司や押し寿司は、ナイフではなくしゃもじを使えば和のテイストがプラスされるでしょう。大きな饅頭の中にたくさんの小さな饅頭が入った「子持ち饅頭」は縁起物で、カットした時にカラフルな小さな饅頭が現れると人気を集めています。

また、だるまをかたどったウェディングケーキを用意して、チョコレートなどでだるまの目入れをするのも盛り上がりそうです。

「〇〇タワー」

タワー状に積み上げられたグラスにシャンパンを注ぐ「シャンパンタワー」を、和婚流にした演出も盛り上がります。グラスの代わりに升を積み、シャンパンの代わりに日本酒を注ぐ「日本酒タワー」や、ピラミッドのようにつんだおだんごに、みたらしのあんを掛ける「みたらしタワー」などが考えられます。

その他にも楽しい和の演出のアイデアが！

乾杯の前に鏡開きをすれば、「よいしょ！」の掛け声で会場に一体感が生まれます。臼と杵を使った本格的な餅つきを新郎新婦で披露するのもおすすめです。餅をお互いに「つきあう」ことから、餅つきの演出は「永い付き合い」という結婚式にぴったりの意味があるそうです。「粘り強い夫婦になるように」という意味を込めるのも素敵でしょう。

 

まとめ