和婚ならではの演出って？和婚を素敵に演出できる演出のアイディアを解説！

結婚式と言えばどんなドレスを着ようか、どんなヘアメイクにしようかなど決めることが非常にたくさんありますが、実は招待されたゲストの印象に強く残るものは新婦のドレスやヘアメイクではないのです。

ゲストにとって招かれた式の印象に残るものは、二人のオリジナリティあふれる「演出」です。和婚ならではの演出をすれば、二人の結婚式を多くのゲストの印象に残るものにできることでしょう。そこで今回は、和婚を素敵に演出する演出のアイディアを紹介していきます。

 

結婚式の「演出」とは？和婚でもできる？

結婚式の披露宴は、ゲストに楽しんでもらえるようなさまざまな趣向を凝らした演出を用意するものです。たとえばブーケトスやファーストバイト、フラワーシャワーやケーキ入刀などは、定番の演出です。二人の仲の良い姿を見せてゲストに対して永遠の愛を誓い、ゲストを楽しませることでおもてなしの心を感じてもらえるのが演出だと言えます。

和の趣を多く取り入れる「和婚」の場合にも、演出はできるのでしょうか。もちろん和婚でも、二人のオリジナリティあふれる演出でゲストをもてなすことが可能です。ただし、和婚ならではの「和の趣」をふんだんに取り入れ、よくある演出も和婚流にアレンジしていくのがおすすめです。そこで次の章では、和婚ならではの演出の具体例を紹介していきます。

 

和婚の演出アイディア10選！

ここからは、和婚にぴったりの演出アイディアを10選紹介していきます。

折り鶴シャワー

挙式を終えて退場する新郎新婦への演出として王道なのは「ライスシャワー」ですが、和婚流にアレンジして小さな折り鶴をゲストの方々に散らしてもらう「折り鶴シャワー」はいかがでしょうか。一羽ずつ折るのは大変ですが、ネットでも購入が可能です。

餅まき

家の新築時に災いを祓(はら)うために2階からお餅をまいていた行事が「餅まき」です。下にいる人々は幸せのお裾分けとしてまかれた餅を拾い集めます。2階のテラスからガーデンにいるゲストに向かってお餅やお菓子などを投げれば、大いに盛り上がるでしょう。

扇子プルズ

後ろ向きになった新婦が女性ゲストに向かってブーケを投げる「ブーケトス」は近年、ブーケと繋がった紐を引き当てた女性ゲストにブーケなどをプレゼントする「ブーケプルズ」に形を変えつつあります。そんなブーケプルズを和婚流にアレンジしたのが「扇子プルズ」です。参加人数の分だけリボンを用意し、そのうち新婦の扇子と繋がったリボンを選んだゲストにプレゼントやブーケなどを差し上げる演出です。

番傘入場・人力車入場

披露宴会場への入場時、そしてお色直し後の再入場は、ゲストから一斉に注目される場面の1つです。白無垢や色打掛、紋付き袴での入場にぴったりな演出が、番傘をさしての入場です。BGMも和テイストの曲にすればさらに盛り上がるでしょう。さらにインパクトのある演出をしたいなら、人力車での入場もおすすめです。

鏡開き

日本酒の酒樽のふたを鏡に見立て、「鏡を割り、運を呼ぶ」という意味を込めて「よいしょ」と掛け声を掛けながら木槌で割る鏡開きは、お祝いの席を盛り上げる演出の1つです。お酒が飲めないゲストや子ども向けにジュースの樽を用意するなどしても盛り上がるでしょう。

升タワー

ピラミッド型に積んだグラスにシャンパンを注ぐ「シャンパンタワー」を和婚流にアレンジしたものが「升タワー」です。升を積み二人で日本酒を注いでいけば、二人の共同作業として盛り上がるはずです。

だるまの目入れ

「願い事が成就した」という意味でだるまの目を書き入れる「だるまの目入れ」は、年配の方にも好評の演出です。

ちらし寿司入刀

ウェディングケーキを二人でカットする「ケーキ入刀」にちなんでちらし寿司を使う「ちらし寿司入刀」は、一気に和婚のムードを高めてくれる演出だと言えます。

おにぎりバイト

新婦が大きなスプーンですくったケーキを新郎に食べさせる「ファーストバイト」はもはや定番の演出ですが、和婚流にアレンジして「おにぎりバイト」はいかがでしょうか。顔の大きさほどある大きなおにぎりを食べさせる光景は、笑いを誘う演出です。

大杯の儀

大きな盃に並々注いだ日本酒を飲み切るという豪快な伝統儀式「大杯の儀」は、新郎1人では飲みきれません。そのため、友人や家族に手伝ってもらって飲み干すことで「今後も家族や友人と支え合っていく」という思いが込められています。

 

まとめ