七五三では、神社にお参りをしますが、参拝する神社はどのように選べば良いのでしょう。普段から神社に行く習慣がない人は、選び方がわからず困ってしまいませんか。また、七五三で神社を利用する時のマナーがあるのかについても気になります。
ここでは、七五三のお参りをする神社の選び方とともに、利用する時のマナーについて詳しくご紹介します。
七五三の神社選びに決まりはある?
七五三の神社は、必ずここに行かなければならないという決まりはありません。一般的には、次のような神社が選ばれています。
お宮参りをした神社
七五三でお参りするのは、お宮参りをした神社が選ばれます。お宮参りの際に参拝した神社は子どもの守り神として祀られている場合があるため、同じ神社に再び参拝し、成長と健やかな未来を祈るのが一般的です。
家から近い神社
家から近い地元の神社は氏神様であるため、七五三のお参りを氏神様に行うのが一般的です。また、家から近い神社ならば、移動にかかる時間や費用を節約できます。
有名な神社
近年は、氏神様にお参りするという風習も薄れてきており、七五三の祈祷で有名な神社が選ばれることもあります。地域によって有名な神社は異なるため、事前にリサーチして探すのが良いでしょう。
写真撮影ができる神社
神社によっては、写真撮影が禁止されていたり、事前に撮影許可を取得する必要があったりします。また、撮影するには、撮影料が必要な神社もあるのです。そのため、写真撮影が自由にできる神社が選ばれます。
お参りのしやすさで選ぶ
七五三の神社を選ぶ際には、お参りのしやすさを最優先するのが良いでしょう。考慮すべきポイントは、次の3つがあげられます。
駐車場が完備
駐車場が完備されている神社は、車でのアクセスが容易です。とくに、小さな子どもを連れて行く場合や、大勢の家族で訪れる場合には、車での移動が便利でしょう。公共の交通機関を利用する場合に比べて、移動時間や手間を節約できます。また、七五三の神社参拝では、子どもが長時間立ちっぱなしになることもあるのです。駐車場が完備されていれば、神社へのアクセスが容易であるため、子どもの疲労を軽減できます。
境内が歩きやすい
境内が歩きやすいと、子どもたちが安全に移動できます。転倒して衣装を汚す心配もありません。高齢者やベビーカーが通りやすい道路や、階段のないアクセス経路が、整備されている方が好ましいでしょう。また、境内が歩きやすいと、撮影スポットも容易に探せます。
神主が常駐している
神社によっては、神主が常駐していないところもあります。神主が常駐している神社では、神社関連の相談や手続きが容易です。七五三の祈祷の予約を行う際に、神主に相談しながら具体的な日時や方法を決められます。
神社での七五三のマナー
七五三で神社に参拝する時は、マナーを守る必要があります。では、基本的なマナーとはどんなものがあるのでしょう。
服装
女の子は着物、男の子は袴を着用するのが一般的です。しかし、近年ではスーツやワンピースなど洋服を着用するケースも増えています。地域の習慣に合わせて、着物や袴、またはフォーマルな洋服を選ぶことが重要です。女の子は、髪をアップにまとめるのが一般的です。また、親や家族の服装にも注意が必要で、神社ではフォーマルな服装が望まれます。明るい色や派手な柄の服装は避けましょう。
静かに歩く
境内では静かに歩きましょう。大きな声や騒ぎ立てることは避け、他の参拝者に配慮することが大切です。神社では、携帯電話をマナーモードに設定し、着信や通話の際には静かに対応してください。写真撮影だけでなく、ビデオ撮影をしている人もいるため、できるだけ使用を控えましょう。
祈祷の際には初穂料を納める
七五三の祈祷の際に初穂料を納めることは、一般的な慣習です。初穂料は、子どもの成長や健康を祈願し、神社で行われる祈祷の際に、感謝の気持ちとして納めるお金のことを指します。一般的には、数千円から数万円程度ですが、地域や神社によってはさらに高額な場合もあるでしょう。また、初穂料の代わりに特定の供物や食べ物を納めることもあります。
まとめ
七五三のお参りをする神社に決まりはありませんが、氏神様や有名な神社を選ぶのはもちろん、お参りのしやすさに重点を置いて選ぶ方が賢明です。車で移動する場合は、駐車場が完備のところを選んだり、祖父母や赤ちゃんなども一緒にお参りする場合は、境内が歩きやすい神社を選ぶのが良いでしょう。
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