和婚では、白無垢や色打掛といった和装に身を包むのが花嫁としては醍醐味でしょう。指先までおしゃれに決めたいと考える女性は多いはずですが、どんなネイルにすればいいものなのでしょうか。そもそも和婚でのブライダルネイルは、してもいいものなのかも悩むところです。
そこで今回は、和婚でも楽しめるブライダルネイルのポイントについて紹介していきます。
和婚でのブライダルネイルのポイントとは?
和婚でもブライダルネイルを楽しむためのポイントを、7つお話していきます。
主張し過ぎず和装を引き立てるデザイン
煌びやかな洋装とは異なり、和装の良さは凛とした美しさにあるのではないでしょうか。そんな和装に合うネイルは、デコレーションの多いカラフルなものよりも和装を引き立てるような主張し過ぎないデザインです。
シンプルなネイルならお色直しにも対応
和装に合うシンプルで落ち着いたデザインのネイルにすれば、お色直しで色打掛や引き振袖、または洋装のドレスに着替えた時にも対応できます。
ネイルチップは剥げやすいので注意!
ノースリーブが多い洋装のドレスとは異なり、和装の場合は袖と擦れたり打掛の裾を持ったりと衣装が爪と接触する機会が多いものです。ネイルチップは剥げやすいので、剥げる心配の無いジェルネイルを選ぶなどしましょう。
手元に注目が集まることが多い和婚
実はチャペルでの挙式に比べて、和婚における神前式や祝言、仏前式などの方が花嫁の手元に注目が集まるシーンが多いのはご存知でしょうか。指輪交換はもちろん、三三九度や「玉串奉奠(たまぐしほうてん)の儀」、「手水(ちょうず)の儀」など、厳かな空気の中でゲストが花嫁の手元を注目するシーンが多いので、ネイルに大いにこだわってみましょう。
和婚でのブライダルネイルのマナーはある?
そもそも、和婚でのブライダルネイルのマナーはあるのでしょうか。ブライダルネイルの特別なマナーは和婚においてもありませんが、和婚の場合式場の寺社仏閣によっては、華美なネイル自体を禁止していることもあるので気を付けましょう。また、結婚式には目上の方も多く出席されるはずなので、控えめな方が無難だと言えます。
着物や半襟、小物やテーマカラーと合わせる
着物や半襟、小物などとネイルの色を合わせれば、統一感がアップします。とくに白無垢の場合には色が少ないと思われがちですが、金や赤が差し色に使われているものも多くあります。結婚式全体でテーマとなるカラーを決めている場合には、ネイルにも取り入れればおしゃれに決まるでしょう。
季節感を取り入れた和モチーフ・縁起物モチーフ
四季のある日本では、昔から着物の柄にも季節感を取り入れて四季の移り変わりを楽しんできました。ブライダルネイルでも、春なら桜・桃、夏なら紫陽花・あやめ、秋なら紅葉、冬なら梅・菊などのモチーフを取り入れたら素敵です。また、おめでたい日にぴったりなのが、金箔や鶴、水引などの縁起物を取り入れたブライダルネイルです。
白無垢に合うブライダルネイルとは?
白無垢には、どのようなブライダルネイルが合うのでしょうか。
カラー
ついつい白一色の白無垢の場合、「ネイルのカラーをビビットにしてアクセントを」と考えてしまいがちですが、それでは白無垢の格式の高さが霞んでしまうので、白を基調にしたネイルがおすすめです。シンプルな形を綺麗に整えた自爪に透明マニキュアだけの花嫁もたくさんいます。ベージュのヌードカラーも、上品に仕上げられるでしょう。
デザイン
ベースをホワイトや透明にして、フレンチネイルやグラデーションネイルにしたり、さりげなくラメやラインストーンで輝きをプラスしたりしてもいいでしょう。赤をポイントにして紅白ネイルをしたい場合も、赤はほんの少量でも十分印象的に仕上がります。
色打掛・引き振袖に合うブライダルネイルとは?
お色直しでよく着られている、色打掛や引き振袖にはどんなネイルが合うのでしょうか。
カラー
色打掛や引き振袖の華やかさに負けない、鮮やかなカラーがおすすめです。色打掛や引き振袖に使われる色はさまざまですが、赤やピンク、グリーンなど着物の色の中から一色を選んでネイルのベースカラーにすると統一感が出ます。
デザイン
着物の柄を取り入れたり、水引柄や鶴の柄などおめでたい柄・季節のモチーフを描いたりして、華やかに仕上げましょう。ただし、あまり立体的なモチーフでゴテゴテさせない方が和装には似合います。
お色直しも見越したブライダルネイルのコツとは?
白無垢から別の衣装へとお色直ししたい女性も多いはずです。そんな時のブライダルネイルのコツを紹介します。
白無垢から色打掛・引き振袖へのお色直し
和装から和装へのお色直しの場合には、白無垢の際に浮かないような白やクリアをベースにするのがいいでしょう。そして、お色直し後の衣装のカラーやモチーフをワンポイントにさり気なく入れたデザインにすれば、遊び心も取り入れられて素敵です。
ドレスへのお色直し
和装から洋装へとお色直しする場合には、ナチュラルカラーをメインにすればどちらにもよくなじむのでおすすめです。
まとめ
和婚でももちろん、ブライダルネイルは楽しめます。ただし洋婚とは違い、「大人っぽさ」や「上品さ」を大切にするのが和婚のブライダルネイルのコツです。和装ならではの凛とした美しさをネイルでも楽しみましょう。
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